作家プロフィール Kan's Bear [ 神林 宜子 ]
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Kan's Bear
作家プロフィール 紹介
5歳の頃から針をもってチクチク何かを縫っていました。
本格的にテディベアを作りはじめたのは1995年頃からです。
私は、テディベアの中に、今まで出会った動物たちの面影を
映しているようなところがあります。
うちのテディベアたちが、私の手を離れて行っても
それぞれのご家庭で可愛がって頂いて、幸せに過ごせるようにと
願いながら、ブリーダーのような気持ちで制作しています。
『幼き者を愛でる心』
他の動物の仔に対して「かわいい」と思える動物はヒト以外にいないような気がします。
これはヒトに残された本能かもしれません。
だんだんと自然が遠くへ行ってしまって(これもヒトが行ってきたことの結果ですが)
普段は気づくことはあまりありませんが、共存しなければ滅んでしまうことへのブレーキか、
もしくはヒトが全ての動物の頂点にあるとするなら、
他の者をも守るために必要な感情として、
神様がくださったもののように思います。
「かわいい」を連発することは言語力の乏しさのように言われますが、
動物の子供のしぐさや瞳を見ているときの、気持ちをくすぐられるようなあの感覚を
表現するのにぴったりの言葉を、私は他に知りません。
幼児性ではないヒトの持つ本来のやさしさを、忘れずにいてもらえることを願い、
テディベアたちの中に表現していけたらと思っています。